本則課税方式における仕入税額控除の計算方法はどのようになっているのか

本則課税方式における仕入税額控除の計算方法はどのようになっているのか：アンシン・マネジメント

本則課税方式における仕入税額控除の計算方法はどのようになっているのか

■本則課税方式における仕入税額控除の計算方法

本則課税方式による仕入税額控除の計算方法は次のとおりです。

○本則課税方式による仕入税額控除の計算方法

課税売上区分

控除すべき仕入税額

収入の全てが課税売上げに該当

課税仕入れに係る消費税額の全額を控除

課税売上割合※が95％以上

同　上

課
税
売
上
割
合
が
95
％
未
満

個別対応方式

その課税期間中の課税仕入れに係る消費税額全てを

①課税売上げにのみ要する課税仕入れに係るもの
②非課税売上げにのみ要する課税仕入れに係るもの
③課税売上げと非課税売上げに共通して要する課税仕入れに係るもの

の3つに区分し、次の算式で計算した仕入税額を課税売上げに係る消費税額から控除する
仕入税額＝①の消費税額＋（③の消費税額×課税売上割合）

①に対応するもの

共通して要するもの

②に対応するもの

仕入控除税額

控除できない消費税額

一括比例配分方式

すべての課税仕入れに係る消費税額を課税売上割合により按分する
仕入税額＝課税仕入れに係る消費税額×課税売上割合

課税売上割合で按分
仕入税額控除	控除できない消費税額

※課税売上割合＝（課税売上高＋免税売上高）÷（課税売上高＋非課税売上高＋免税売上高）

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