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会社設立Q&A


個人事業を営んでいるのですが、法人化するとどんなメリット・デメリットがありますか?

メリットとしては、

  • 対外的信用力が増大する
  • 資本金が1,000万円未満だと2年間消費税が免税される
  • 所得を分散できる
  • 青色欠損金を5年間控除できる
  • 退職金や生命保険料が経費になる
  • 良い人材を確保できる
などでしょうか。特に、信用に関しては個人に比べてかなり高まります。取引先や金融機関からの信用を得たいというのであれば、法人の方が有利だと思います。 実際、これを理由に法人成りをされる方が多いようですよ。

逆に、デメリットとしては、
  • 設立に手間・費用がかかる  
  • 法人には交際費を経費にできる枠がある  
  • 決算・申告も煩雑になり、自分でやるのは難しくなる  
  • 赤字でも地方税が最低年間7万円かかる  
  • 株式会社は2年ごとに取締役の変更、4年ごとに監査役の変更が必要になる  
  • 確認会社(1円会社)は5年以内に最低資本金まで増資しなければならない
などがあります。このように、コストと手間が増えるというデメリットがあるので、法人成りの際にはメリット・デメリットをよく考えてくださいね。
ただし、ある程度の規模になれば、税金面だけでなく様々なメリットもありますので、法人を選択されるのがよいような気がします。

 

資本金1円の会社は、消費税の納税が免除されるというのは本当ですか?

本当です。

通常消費税は、前々期の事業年度の課税売上高が3,000万円(平成16年4月1日以後は1,000万円)を超えたら納税することになっています。

なので、会社を設立したばかりという場合には、前々期の事業年度がありませんので、設立後2年間は消費税が免除されています。

ただし、資本金が1,000万円以上の会社の場合は、消費税を納税しなくてはいけないという特例があり、今までは株式会社を設立した場合はこの特例によって、消費税の納税義務がありました。

でも資本金1円の会社の場合には資本金が1,000万円未満ですので、この特例の適用はありません。よって設立後2年間消費税が免除されることになるのです。

 

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